「野球難民」という本  【追記あり】

赤星選手が理事長を務める、「レッドスター・ベースボールクラブ」が
兵庫県から、NPO法人(非営利団体)の認定を受けたとのこと・・・
多くの子供たちが、未来のプロ野球選手を目指していく、
また野球を通じて地域社会に貢献していく。
現役のプロ野球の選手が、こういう育成の場を作っていくというのはいいことだと思います。

その記事→http://redstar53.tblog.jp/?eid=60853

去年、球界を揺るがす出来事が起きて、選手・ファンが一体となり立ち向かっていきました。
そして、新規参入で新しい球団ができました。
しかし、そのことによって消滅するチームがあったことも事実です。

これからとりあげる本は、消滅したチームを愛していたファンの一人が、
同じファンに取材し、今の心境などを正直に語ってもらっています。

私は、この本を多くの野球ファン、特に応援している球団のある方に読んでいただきたい
そう思っています。そして、いろんな事を感じ取っていただきたいと思います。

【本の紹介】

「野球難民」  (著者)吉岡悠
発行・長崎出版  価格1700円(税抜き)
http://yossy.boy.jp/nanmin/nanmin.jpg

この本の著者の吉岡君から、実名出してもいいよって許可をもらったので、
本の紹介のところだけ、実名で記載しています。


よっしーと初めて顔を合わせたのは、今年の春先だと思います。
それまでは、「合併反対」という本の文章を書いていたので、
メールのやりとりはしていたのですが、、、
第一印象は、落ち着いた雰囲気を持っている人だと思いました。
初めてあった日も、この本の取材をしに来ていたと思うのですが・・・

よっしーが、この本を出すのでいろんな人に取材をしていること
ほぼ、毎週のように来阪していることも・・・
(ちなみに、よっしーは東京の人)
彼は、スポーツライターではありません。サラリーマンです。
平日は会社に勤務し、週末は取材に出かける、本当に感心していました。

本の中にも記されていますが、いろんな野球関連の本は出てるけど

ファンの目線で表現されている本
ってどれくらいあるのでしょう・・・

よっしーは、常にファンの目線に立って、同じ思いをしているファンに取材をしていた。
たぶん、取材する方も、される方も複雑な心境だったと思います。
本当に、取材していてつらかった時もあったと思うんです。
近鉄ファンのよっしーが、オリックスファンに取材をしています。
お互いにライバルチームを応援していただけに、キツイ言葉も聞いたと思います。
でも、リアルな言葉を聞くことで、一層の矛盾点を引き出しています。
合併によって生まれた矛盾が、本文で表現されています。
そして、近鉄ファン、オリックスファン、どちらに偏ることなく平等に構成されています。
なので、読んでいてこの対比がよけいに興味深く読むことができました。

それでも、一冊の本にして、みんなに読んでもらいたい
彼の気持ちが、この本ににじみでてると思うのです。
その気持ちがわかるから、一人でも多くの人に読んで欲しい!
そういう本なのです。

私は、この1年、応援できるチームがあるということに申し訳なさを感じていました。
「応援できるところがあるのはいいな。」
そう言われるたびに、苦しいな、、、って思っていました。
ある時に、同じ内容のことを言われたので、
おもわず「私のできることって何?」と聞きました。
「応援できるチームがあることに感謝して、そのチームを応援してあげてください。」
と言われました。本当に重い一言です。
この本を読んで改めて言葉の重みを感じました。


「野球難民」という本、いろんな人に読んでもらいたいです。
パ・リーグを応援している人、セ・リーグを応援している人をはじめ、野球が好きな人に・・・
そして、いろいろなことを感じて、考えて欲しいです。

球団の運営をしている方々にも、ぜひ読んでいただきたい!



この本の発行直前に、「清水屋」のご主人の訃報が飛び込んできました。
私は、一度も行ったことのないお店なんですが、
近鉄ファンのご主人で、すごく楽しい方だったとお聞きしています。
TVにも何回か出ていて、その姿は拝見したことがあります。
よっしーが、その方に取材を申し込んでいて、
取材する直前に体調を崩されて、取材がキャンセルになったことを聞きました。
私の携帯の中に、近鉄ぼうやのかぶりものをかぶって、
せんせーと一緒に写っている画像があります。
一度、お会いしたかったのですが・・・
ご冥福をお祈りします。


よっしー、本当にお疲れさまでした。
この本にであえたことに感謝します。
そして、何よりも、よっしーに出会えたことに感謝してます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。





































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この記事へのコメント

ノリコフ
2005年11月30日 03:45
本に登場する「難民」の方もですが、端々に表れるよっしーの視点に共感しました。
それぞれの方々やエピソードに対して、思いやり持って綴られてますよね。
それってご本人も「難民」だからなんだなあって思ったのです。

清水屋のご主人の訃報はショックでしたね…草薙の前日なだけに、余計に。
いつも楽しく話しかけてくださって、笑いの絶えないお店だったんですよ。
奥さんも凄くよい方で、常連でもないわたしにも優しく話しかけてくださりました。
たこまる
2005年11月30日 09:32
>ノリコフさん
一人でも多くの人に語ってもらいたい、
そして、読む人に感じてもらいたい。
あくまでも、主役は取材を受けている方々。
それが、この本の良さだと思うのです。

清水屋のご主人、一度お目にかかりたかったです。
楽しいお店だと聞いていたので・・・
残念です。。。

ノリコフさんが記事にした、この本の感想。。。
本当に涙しそうになるくらい共感しました。
オシシュウさんが、記事にするのがよくわかります。
私も、記事にしてると思います。。。